作業療法士taku’s blog

作業療法士をしているかたわら心理学を中心とした本を読みまくってます!このブログを読んでくれる人が人生を送るうえで,ヒントになる知識が必ずこのブログにはあります。

作業療法士とは何か簡単に説明します

作業療法士の定義

 作業療法は、人々に健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導援助である。作業とは、人々にとって目的や価値のある、日常生活活動、仕事、趣味などの生活行為を指す。

                       日本作業療法士協会

    です!!

 

分かりやすくかみ砕くと

作業療法を理解するのは結構難しいです(^^;

 まず第1に作業療法士の作業の意味をおさえましょう。ここでの作業はこじんまりとした手作業とかではありません!作業とは生活行為全てを指します。つまり家族と話す、歯を磨く、車の運転等全て作業です。

 同じ作業でもその人によってどれくらい大切なものかというのは人によって違います。人は大切な作業を行うことが出来ることが幸福への手掛かりになります。作業療法士は対象者の大切な作業を遂行できるように日々考え、治療等していきます。

 

他の療法士との違い

作業療法士以外には理学療法士言語聴覚士がありますね。

病院にもよりますがこの3職種がチームでリハビリを行って行くことは多いです。細かく言うと医者やナース、社会福祉士等もチームの一員として介入を進めていきますが、、作業療法士が上記の通り作業に焦点を当てて治療を行いますが、理学療法士言語聴覚士は異なります。理学療法と言語療法の定義は↓ですね

 

 理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。

                       日本理学療法士協会

 

 言語聴覚士とは音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする。  中略

                      言語聴覚士法 1997年

 

といった感じです。私が通っていた学校は言語聴覚士は居なかったですが、理学療法士は居て関わる機会も多かったです。理学療法士はとにかく体育会系なイメージです(笑)女の子もボーイッシュな気が、、病院に就職してもそのイメージは変わらずですね。S業療法士は優しくて控えめ。もちろん全員が全員ではないです。僕の中でチワワってよく鳴くイメージですけどおとなしいちわわもいるって感じ?ですね!

 

 

免許取得には

専門の養成校を卒業して国家試験に合格しなければなりません。国家試験の中では養成校を卒業する必要が無いものもありますが作業療法士は学校卒業が必須です。

 

また、養成校では実習というものが存在します。実習中は実習地(病院・クリニック・施設等)で勉強してから、家に帰ってきてレポートを書くということを繰り返し行うことが基本になると思います。(例外もあります)

 

自分はメインの実習で4週間を1回、8週間を2回行いました。実習地にもよりますが、実習はなかなかしんどいものなので忍耐力が付くんじゃないかと思います(笑)