作業療法士taku’s blog

作業療法士をしているかたわら心理学を中心とした本を読みまくってます!このブログを読んでくれる人が人生を送るうえで,ヒントになる知識が必ずこのブログにはあります。

辛い実習に行きたくない!楽で有意義に実習を乗り越える方法

 れから実習もしくは、今現在実習をしていると言う人に質問です。有意義に実習を過ごす方法を知っていますか?

f:id:otrtaku:20190712212145j:plain

 

今日は実習を有意義に過ごすために大切なことをランキングにして紹介していきます。ただ、どれも甲乙をつけがたいほど大切なことなんだ。そしたら早速参りましょう

 

 

第6位 他の実習生と仲良くすること

 

これは言われなくても仲良くするよって話かもしれないんだけど、やっぱり実習生として病院や施設に行っている以上セラピストとはお気楽に話せる仲ではないんだよね。

辛いことを話し合ったり、出来事の共有を他の実習生とするだけでもだいぶ実習が楽になると思うんだ。

 

特に女性は4人以上の同性と集まって話し合うだけでもストレスレベルが下がるとも言われているんだよね。まあ、こじんまりとした場が好きな女性もいると思うんだけど。

 

 

 

 

第5位 学ぶ姿勢を崩さない

実習はやっぱり大切だよね。学校で勉強するよりも臨床の場で勉強する方が学べることも多いはず。

 

そして、バイザーになる人は経験を積んでいる人が多いと思うからやっぱり勉強になることが多いよね。

 

せっかく自分よりも知識や技術を蓄えたバイザーと一緒にいて学べるチャンスなのに学ぶ姿勢がなかったら自分の学びにはならないよね。

 

他の動画でも話しているんだけど、人って目の前の知識をはねのけてしまいがちなんだ。

 

これ無意識で目の前の知識をはねのけてしまうことが多いんだ。これ厄介なことに、本人は目の前の知識をはねのけてしまっていることに気がついていないんだちよね。

 

どんな人が目の前の知識をはねのけてしまいがちかというと、「自分は勉強できない」と思い込んでいる人なんだよね。

 

自分が勉強できないと思い込んでいる人は無意識の自分に知識を吸収しないように暗示をかけてしまう。そうすると気がつかないうちに他の人よりも知識の吸収が遅くなるんだよね。これ非常に勿体無いよね。

 

どうすれば良いかというとどこの実習生よりも自分が一番賢いと思い込んで自分に言い聞かせること。

 

そうすると無意識の自分が知識をスムーズに取り入れてくれるんだ。サラッとした説明だから若干スピリチュアルで胡散臭く聞こえるかもしれないけど、きちんと証明されていることなんだ。

 

 

 

 

 

 

第4位 バイザーの学生像に近く

大脳皮質のどこの部位か忘れてしまったんだけど、人は思い通りにいかないことに対してストレスを抱くんだよね。それは実習生も同じこと。反対に思い通りにいく人には好意的になりやすいんだよね。

 

バイザーも人間だから、こういった部分も分析して気に入られることもある程度大切だよね。

 

少し話がそれるんだけど、思い通りにいかないことでストレスを感じるというのは脳卒中で運動麻痺を起こした患者さんが麻痺側の体にも思うことなんだ。

 

思い通りにいかない体に対してストレスを感じて、自身の身体所有感は低下していく(これは自分の体ではない)という風になりやがては無視し始めるんだよね。

 

といったように人は思い通りにいかないものに対しては厳しくなってしまいがちという点を押さえておいた方が問題なく実習を過ごせると思うんだよね。

 

 

 

  

 

 

第3位 出来事を湾曲させて理解しないこと

 

これは、実習に限らず人生において非常に大切なこと。もちろん実習でも大切なこと。物事を湾曲させて捉えてしまう、、

 

これ何がよろしくないって物事を悪く捉えてしまうと辛い思いをする、大変な思いをする、恥ずかしい思いをするなど自分にとって良くない感情を引き起こさせるんだ。

 

実習を有意義に過ごすという目標からは遠のいてしまうよね。少し具体的に話していくと出来事をどのように捉えるかというのはその人の人生に関わる大切なポイントなんだ。

 

例えば、バイザーに触診の技術が足らないと言われるとするよね。

 

これを自分の能力が全体的に足らない、実習に落ちるかもしれないと考えたら不安に襲われたり、自分の自尊感情が低下したりといった風に自分にとって良くないものになってしまうよね。

 

でもバイザーに触診の技術が足らないと言われて、学生だから技術が足らないのはしょうがない。

 

実習が終わったら時間に余裕があるからともだいを誘って触診の練習をしようかななんて思ったら、自分としても辛くならないし、触診の練習につながって自分のスキルアップに繋がるよね。

 

こんな風に実習中の出来事をどのように捉えるかで、実習を有意義に過ごせるかどうかというのが変わるよね。

 

 

 

 

 

 

第2位 自分の心身の声に耳を傾けること

 

実習って場所にもよるんだけど過酷であることが多いよね。実習中は常に気を使って頭を使って、家に帰ったら膨大なレポートやデイリーをこなして寝る。

 

休日も週に2日あるとは言えほとんどをレポートか勉強で終わってしまう。

 

ちょっと異常なくらいに大変な場合もあると思うんだよね。そんな時に自分ときちんと向き合ってどのレベルまで頑張るか、自分の心身とコミュニケーションを取る必要がある。

 

がむしゃらに頑張って妥協を許さないと、「やる気が出ない」「不安にのまれる」といったことが出てきたりするんだ。それを無視して頑張ってしまうとうつ病になってしまったりするよね。

 

その時は頑張れていても長い目で見たら健康な状態で実習を乗り切った方が楽だし、自分の身になるわけだよね。

 

「やる気が出ない」っていうのは頑張りすぎているから、それ以上に頑張ったら心身を崩してしまう。

 

だから心の声として「やる気が出ない」といったことが起こるんだ。こういう心や体の声をしっかり聞いてどこまで頑張るかというのをすり合わせていく必要があるよね。

 

 

 

 

 

 

1位 睡眠時間を6時間以上、できれば7時間取ること

 

睡眠時間ってめちゃめちゃ大切で6時間未満の睡眠を2週間以上続けると2日間徹夜した人と同じレベルまで認知機能が低下すると言われているんだよね。

 

よく、レポートが終わらないからって今日は3時間しか寝ていないとかいう人いるんだけど、これを続けてしまうと心身機能は著しく低下してしまう。

 

そんな状態でレポートやってたらいくら時間を費やしても絶対にいいものはできないんだよね。

 

だからまた終わるのが遅くなって睡眠時間が短くなるという悪循環に陥るわけだよね。

 

じゃあどうしたらいいかというと6時に起床しないといけないとしたら、夜12時までレポートをしてそれでも終わらなかったら中断してバイザーに課題が終わらなかったことを素直に伝えること。

 

なんで睡眠時間がランキング1位になったかというと、睡眠時間が過剰に短くなって心身機能が低下してしまったら、僕が6位から2位で伝えていったことも実践する余裕すらなくなってしまうと思うんだ。

 

真面目な人ほど課題に妥協を許さないで取り組むかと思うんだけど、今の実力以上のレポートを書く必要はありません

 

それは無理に繋がりますから。今書けるレベルのレポートを書くこと。レベルアップを目指すなら実習が終わって余裕が出てきてから頑張ろう。

 

 

 

 

 

最後に

すでにお伝えしたように実習というのは大変なものなんだよね。実習を有意義に過ごすというのは2つの側面があると思っていて1つは無事に合格して実習を過ごすこと。

 

もう1つは知識と技術をたくさん身につけて終えること。で、優先順位としては、無事に合格して実習を過ごすということが大切だよね。

 

僕が皆さんにお伝えしたいのはがむしゃらに頑張るというのもすごい素敵だと思うんだけど頑張りすぎには注意してほしい

 

というのも実習はハードスケジュールだから必然的に頑張らないといけないんだよね。それに加えて自分でも頑張ろうとするとオーバーワークになって心身を崩しかねない。

 

実習が終わっても勉強はできるものだから今が大切と焦りすぎる必要はないんだ。むしろ実習生の知識や技術の差なんてどんぐりの背比べだと思うんだ。

 

差がついていくのはこれから10年間をどのように過ごすかだと思う。だからこそ、自分の心身とコミュニケーションをとって頑張りすぎないこと。